【おすすめ書籍】セールスコピーライター初心者が、まず最初に読む本

教材

セールスコピーライターの白石です!

セールスコピーライターになりたい!と思ったら、勉強をするために参考書が必要になりますよね。
Amazonの評価を見てもどれが自分の求めるものなのか分からなかったり、賛否両論あったりして、どれを買うべきか迷うと思うんです。

そこで、私が実際に使用して、非常にタメになったと思う本をご紹介します。
今までにコピーライティングの勉強として読んだ本はたくさんあるのですが、その中から初心者がまず最初に読むべきものをご紹介しますね!

現代広告の心理技術101

イチ押しの本はこれ。
「現代広告の心理技術」というタイトルの通り、広告でよく使用されるライティング手法について書いた本です。

ポスターやDM、折込広告などは限られた紙のスペースしかありませんので、短い文章で商品の魅力を伝えたり、興味を持ってもらわなければいけませんよね。
そのため、短くても消費者心理に訴えかけることができる、強力なコピーライティングのテクニックが必要となるんです。

幸い、私たちがやっているセールスライティングの形態ではブログやWebサイトに書くことがほとんどですから、基本的に文字数やスペースを気にする必要がありません。

短い文章でも消費者の心をグッと掴んでしまうテクニックを、自分のセールスレターにふんだんに(場合によってはいくつも)使うことができれば、効果がないわけないと思いませんか!?

この本には基本となる、でも非常に強力なコピーライティングのテクニックがまとまっています。
これらのテクニックは一般的に広く知られているものばかりなので、ネットで検索すれば見つけることができるでしょう。

それなのに本の購入を勧める理由は、調べる時間と手間がもったいないからです。

知らないことを調べようと思ったら、それなりに時間がかかりますよね。
一つのサイトだけでは足りないことも多いでしょう。
どれだけ時間をかけて調べても、これで十分かどうかの判断も難しいですよね。

「現代広告の心理技術」では、各テクニックが章ごとにまとめられているので、一通り読めば網羅できます。

また、実用例も載っているので、どんな風に使えばいいのかもとても分かりやすいですよ!
例を参考にして自分が扱う商品に合うように書き直してみれば、すぐに活用できると思います。

ネットで調べる時間と手間をかけるくらいなら、数千円で本を購入して、空いた時間でライティングをした方がずっと効率的だと思うんです。
時は金なりですよ!

じゃあ、この本には一体どんなテクニックが紹介されているのか、特別にいくつかお教えしますね。

本の中で紹介されているテクニック

バンドワゴン効果

名前だけは耳にしたことがあるという方もいるかもしれません。
「周りの人と同じ行動をとりたい」という心理によるものです。

行列ができているラーメン屋さんに行ってみたくなったり、売り上げNo.1の本の内容が気になったり、憧れている有名人と同じものを持ちたいと思ったりしたことはありませんか?

実は、これはすべてバンドワゴン効果によるものなんです。

人間ははるか昔から、お互いに助け合って生きてきました。

一人では食料を調達することも、敵から逃げることも困難です。
助け合うためには複数人で構成されるグループが必要になりますね。

グループに属さないと生きていけないので、属したいという欲求が本能的に生まれるわけですが、これを”集団帰属欲”と呼びます。

この欲求は現代人にも受け継がれているので、何かに属さなければいけない、属していると安心するという心理が働きます。
人間一人では生きていけない、というのは、度合いは違えど今も昔も変わらないということですね。

そのため、長時間ならんででも食べたいと思うようなラーメン屋さんは美味しいに違いないと考えますし、売り上げNo.1になるくらい多くの人から評価されている本だったら有益な内容が書かれているんだろうと思いますし、憧れの有名人と同じものを持つことで同じグループに属した気持ちになって満足できるんです。

子どもがおもちゃをおねだりするときのセリフに「みんな持ってるからうちも買って!」というものがありますが、これもバンドワゴン効果によるものだったんですね。

フィア・アピール

本の中ではフィア・アピールではなく、”恐怖という要素”として紹介されていました。
恐怖心をあおって売る、というテクニックです。

ちょっと怖いと感じるかもしれませんね。
実際、怖いくらい強力なテクニックなんです。

コロナウイルスが大流行したとき、マスクや消毒液が品薄になったことは記憶に新しいと思います。

なぜこんなにも売れたかというと、みんなコロナウイルスへの感染が怖いから。
恐怖の気持ちから人々が殺到し、商品がなくなるほど売れてしまったんです。

コロナウイルスに関してはマスクや消毒液を売るために誰かが仕掛けたものではありませんでしたが、この恐怖の力は意図的に利用することもできてしまいます

例えば布団用掃除機を売りたいと思ったとき、「あなたが毎日休息を取るために使っている布団には○億のダニがいて、それによって△△という健康被害が…」なんて言われたら怖くなって、今すぐになんとかしなきゃと思いますよね。

保険に入るのだって、結局は怖いからです。
もしガンと診断されて治療をしなければならなくなったら、何十万円、何百万円というお金が一度に必要になるかもしれません。
子どもがまだ小さいのに親が亡くなってしまったら、生活費や教育費に苦労するでしょう。

実際に自分がガンになるかもいつ亡くなるかも分からないのに、このような保険に入る人が多くいるということは、恐怖が人を動かす力の大きさを物語っていると言えます。

修辞疑問文

あなたは、修辞疑問文ってなんだか知っていますか?

読者への質問のことです。

セールスコピーライターは対面ではなく文章で伝えるので、質問をしたところで実際に回答が返ってくるわけではありませんが、質問をされると人は無意識のうちに答えてしまうんです。

私もついさっき「あなたは、修辞疑問文ってなんだか知っていますか?」と質問してみたのですが、「聞いたことない!」とか「私は知ってる!」とか心の中で答えてしまった人も多いのではないでしょうか?笑

質問をされると、頭で考えようとして脳細胞が活性化します。
その結果、たださらっと見ただけの文章よりも脳内に残りやすくなるんですね。

このように無意識のうちに質問に答えてしまう人間の性質を利用するのですが、威力を最大限に発揮するためには、質問の内容にもポイントがあるんです。

コピーライティングのテクニックとして使うときは、質問形式で ”自分の意見” を言うことで読み手の感情をコントロールします。

ここでも、布団用掃除機をおすすめしたい場合の例を挙げてみます。

あなたの布団を、簡単に清潔にしたいですか?

と聞けばほとんどの人が Yes と答えると思うんですよ。
わざわざ手間をかけたい人はいないし、布団を清潔に保ちたくない人はいないですよね。

”布団を簡単に清潔にすべき”というのはもともと布団用掃除機を売りたい書き手の意見なわけですが、質問にYesと答えたことで読み手の意見も同じ、ということになります。
つまり、”布団を簡単に清潔にしたい”というのが読み手の意見になります。

書き手の意見を読み手の意見にすり替えてしまうことで、その後購入まで導くのがグッと楽になるというわけなんです。

どんな人が書いたのか

著者はドルー・エリック・ホイットマンという方で、これまでさまざまな大企業で広告を書いてきた人です。

この人のすごいところは、なんと11歳にして広告の奥深さに気付き、広告やセールスレターを書き始めたということ!
その頃からすでに、商品を買ってもらうためにはどうやって宣伝すれば良いのかを考えるのに夢中だったそうです。

大学では広告学の学位を取得し、その後業界でも頭角を現すようになりました。
今では多くの企業や組織が彼の広告スタイルを採用しています。

そんな広告のスペシャリストが書いた本なので、効果的な手法にこだわって分かりやすくまとめられているんですね。

何も考えずにただ書いた文章と、コピーライティングを駆使して書いた文章では、何十倍、何百倍も売り上げが変わってくることがこれまでの調査でわかっています。

そんな絶大な効果が見込めるテクニックを使わないのは非常にもったいないです。
セールスコピーライターとしてお仕事をしていくなら、必ず身に付けておくべき知識ですよ!

ちなみに、こちらの本はネット限定販売のため書店には並んでいません。
本屋さんにふらっと立ち寄って中身をパラパラ見てみるということができないのですが、その代わりに90日間の返金保証が付いています。

もしも、買ってみたけど思ったのと違うな、ということがあれば、90日以内であれば返品できるのでご安心くださいね!

下のボタンを押して、どんな本か見てみてください。

沈黙のWebライティング

画像引用:Amazon

タイトル、表紙、中身ともにインパクトがありますが、Webライティングの企画から推敲、そして集客までをストーリー仕立てで楽しく理解できる本です。

セールスライティングでは、セールスレターが完成するまでにいくつかのフェーズがありますが、それぞれで考えなければいけないことやコツがあります。

ストーリーに沿って具体的な考え方が紹介されているので、初心者でも理解しやすいと思います。
セールスライティングの手順の概要を「沈黙のWebライティング」で押さえておきましょう。

この本はWeb上で無料で読むこともできるので、なるべくお金をかけたくない方にもおすすめですよ!

また、「沈黙のWebライティング」の前作となる「沈黙のWebマーケティング」もあります。
こちらもWebコンテンツを作るにあたって参考になるので、あわせて読んでおくことをお勧めします。

まとめ

セールスコピーライターに限らず、新しいことを始めようと思ったらどんなことでも最初は勉強が必要です。

今ではネットからもたくさんの情報を得ることができますが、玉石混交ですよね。
正しい情報、誤った情報を見分けるのは困難ですし、何を信じて良いのかわかりません。

その点、書籍は出版社から認められたものしか出版できませんから、内容への信頼度は高いです。
正しい情報が数千円で買えるのなら、情報の対価としては安いのではないでしょうか。

少し話は変わりますが、”投資”には色々なものがありますよね。
株式投資とか、不動産投資とか…

なんで急に投資の話を出したかというと、たくさんある投資の中で一番リターンが見込めるものは”自己投資” だと思うからです。

一般的な投資に損はつきものですが、自己投資をして損することはありません。
ノーリスク・ハイリターンでできるのが自己投資です。

今回ご紹介した本でなくてももちろん構いませんので、本を読んだり勉強したり、自己投資は惜しまずにやってほしいなと思います。
”将来の自分” を決めるのは、”今の行動” です。

一緒に頑張りましょうね。
セールスコピーライターの白石でした!

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